ChatGPT with GPT-4oは素晴らしいAI(Artificial Intelligence / 人工知能)ですね。
一般知識はもとより、学術的な事柄、技術的内容、哲学的な問答にもしっかりと応じてくれます。
もはや並の人間の知性は優に超えている観が有ります。
仕事の時間短縮の為にChatGPTを使う。
そして、今日の私のように社内の人から「開発している検査機のブザー音を不良が判り易いように変えて」と頼まれたら、コードを書くのに時間と手間を掛ける事無く、ChatGPTに投げれば良いのです。

普通の会話文でChatGPT with GPT-4oに所望のプログラムを書くように頼むと、サクッと瞬時にPythonコードを書いてくれました。
しかも、親切に確認用のグラフのプロット機能も付けてくれました。
早速このスクリプトを実行してみました。

はい、素晴らしい。
完璧に動作します。
これで検査機のブザー音の改良作業が概ね済みました。
このお願いはChatGPT with GPT-4oには簡単過ぎたかもしれませんね。
まあ、この程度のコードなら私でもブログ記事を書くよりは速く書けますが。
ですが、このようにしてChatGPTなどのAIを利用すると、簡単に作業の時間短縮が可能ですね。
まだChatGPTなどのAIを利用されていない人も、時短の為に利用してみるのも良いかもしれません。
ChatGPTにコードの改良を頼んでみた。
ところで、上記の波形をスピーカー システムから出力した実際の音を聞いてみると、余りブザーな感じがしなかったので、ChatGPT with GPT-4oにもっとブザーらしい音を生成するPythonスクリプト コードを書いて貰いました。

そしてこのコードを実行して出来た波形が以下。

スピーカー システムから音を出して聞いてみると、より不良判定時のブザー音らしい感じになりました。
ChatGPT凄いですよ、本当に。
結果
矩形波形的な音をスピーカーから出力するとドライヴァーに負荷が掛かり易いので、上記波形にプログラムで指数平滑移動平均(Exponential Moving Average / EMA)の処理を適用しました。
# EMA
alpha = 0.1
for i in range(1, len(waveform)):
waveform[i] = alpha * waveform[i - 1] + (1 - alpha) * waveform[i]
そして実際にこのブザー音を会社の検査システムに適用したところ、しっかりと不良判定らしい音を発してくれました。
この記事をお読み下さったあなたも、最新のAIに何かを頼んでみては如何でしょうか。
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