セキセイインコのイコちゃんが体調不良。

青色のセキセイインコを撮影した写真。 金属製の鳥籠の上に乗り、体を向かって斜め左に向けて顔をこちらに向けている。
セキセイインコのイコちゃん。

上の写真は2018年1月28日に撮影したイコちゃんです。

2014年3月生まれで同年7月に我が家にお迎えした青色セキセイインコの女の子、”イコ” ちゃん (7歳)ですが、先週2021年8月5日頃に嘴の横が茶色く汚れているのに気付きました。
嘔吐により汚れた可能性があります。
ですがそれ以外は普段と同じく元気もあり全く悪そうな所も無かったので、何日か様子を見ていました。

ですが、茶色の汚れが落ちず、昨日11日朝に初めて未消化の糞をし、目を瞑って少しフラついていたので、慌てて鳥を診察してくれる動物病院に電話を掛けて同日午後に連れて行く事になりました。
私は自家用車を持っていないので動物病院へは電車とタクシーを乗り継いで行かなくてはなりません。

念の為前日に移動用のプラスティック製の虫籠を買って置いたので、これに入れて連れて行く事にしました。
イコちゃんはいつも私の手の上や頭の上、肩の上に乗ってくれるのですが、手で掴まれた事が無く、捕まえようとすると必死で逃げ回りました。
籠の中では掴めなかったので籠から出し、籠の上で両手で鷲掴みにして、揉んだキッチン ペーパーを数枚敷いた虫籠の中へ入れました。
可哀想で私も辛かったですが、イコちゃんの命が懸かっているので心を鬼にして捕まえました。
格闘時間は40分にも及んでしまいました。
虫籠の蓋を閉め、エコバッグに入れて出発。

電車内は空いていたので座席に腰掛けましたが、膝上などに置くと振動が大きくて可哀想なので、片手で袋を空中にぶら下げていました。
降車駅からタクシーで病院へ。

病院にてイコちゃんの状況を説明。
獣医師の方は慣れたもので、素早くイコちゃんを手で保定して触診、口に管を入れて素嚢(そのう)液を採取、液と糞を顕微鏡で観察してくれました。
結果、カビの一種であるカンジダ菌が見つかりましたが、それ以外には特に病原菌は見つからず、また体重減少は無く触診では特に異常は見つかりませんでした。

他に何か感染している可能性も無くはない事から、抗生物質抗真菌薬を溶かした液体内服薬を処方して頂きました。
医師の方がイコちゃんを手で保定して嘴の脇に容器の先を当てて3滴ほど飲ませるやり方を見せてくれました。

因みに診療代と薬代を合わせて5,000円弱、交通費が往復で3,000円強でした。
交通費が痛いです。

帰宅してイコちゃんを籠に戻すと、昨日夕方には一応普段通りの様子でした。

今朝、私が自ら保定して投薬しなくてはなりません。
再びイコちゃんと格闘し、やっとの思いで捕獲、人差し指と中指で頭を抑え、薬液を飲ませる事が出来ました。
投薬後はご褒美に手の上に乗せて粟穂を食べさせました。
本日夕方に2回目の投薬をしたのですが、イコちゃんは昨日から今朝までよりも激しく飛び回った為、掴んで保定するのに更に苦労してしまいました。
投薬後は手の上で元気良く粟穂を食べます。

明日はどうにか保定せずに薬を飲ませられないか試してみるつもりです。

ところで医師から温度管理の為に鳥籠に必ず温度計を設置してセ氏30度ほどに保つように言われました。
隣の部屋などには温度計があるのですが、やはり鳥籠に温度計を設置する必要があるようですので、早速温度計を設置しました。

投薬によってイコちゃんの体調不良が治ってくれる事を願います。

[2021年8月13日追記]
{
病院で診察を受けてから2日目。
今日のイコちゃんは見た感じでは元気そうに見えます。
しかし未消化の糞か或いは吐き戻したものか、餌の種が纏まったものが少し落ちていました。
嘴の横はまた汚れています。
投薬は何と保定する事無くイコちゃんから容器の先に口を出して飲みに来てくれました。
お陰で苦労せず薬を飲ませる事が出来ました。
イコちゃん偉い。
薬に美味しい味でも付けてあるのかもしれません。
}

[2021年8月18日追記]
{
本日は病院で2回目の診察を受けて来ました。
触診の結果、素嚢に餌が溜まってしまっている事が分かりました。
それと、診察中に何度か嘔吐してしまいました。
胃腸薬を処方して頂き、餌を1日当たり4.5g計量して朝夕2回に分けて餌箱に入れるよう言われました。
イコちゃんは元気はあるようですので、餌の量を適正にする事で治るか様子を見ます。

余談ですが、液体飲み薬に味などは付けてないそうです。
因みに診察代と治療費合わせて2,500円程と安くて助かりました。
}

[2021年8月21日追記]
{
イコちゃんは抗生物質と抗真菌薬の飲み薬は自ら進んで飲んだのですが、胃腸薬はまずいようで余り飲みたがらず、口に入れても首を左右に振って吐き出してしまいます。
ですが多少は飲んでいるだろうと思い、様子を見ます。
体調ですが、見た感じでは非常に元気になったようです。
嘔吐も収まり、糞の状態も改善して来ました。
体調不良の原因はもしかすると、餌の種類を燕麦もドライ フルーツも入っていない食べ易いものに変えた事による過食だったのかもしれません。
}

[2021年9月13日追記]
{
イコちゃんは8月下旬には完全に回復し、元気過ぎるほど元気になりました。
毛並みもとても良くなりました。
病院で診て頂いて良かったです。
}

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