[2010年12月27日から2023年2月11日まで使用していた自作PC]
下の写真は2011年に組んでから2023年2月11日まで使用していた静音型の自作PCケースである “Antec SOLO BLACK” です。
以下このPCケースで組んだPCを “自作PC2010” と呼びます。
“自作PC2010” の PCケースである “Antec SOLO BLACK”は厚手の鉄板で出来ていて重量が有り、制震シートも貼られており、元々静音性が高い造りになっております。
それに加えてケースの側板の内側には私が黒色の分厚いアクリル板を両面テープで貼り付けて静音性を更に高めてあります。
“自作PC2010” の内部です。
“自作PC2010” で最終的に使用していたCPUは “Intel Core i7-3770T” です。
[Intel Core i7-3770Tの仕様] 製造プロセス ノード: 22nm TDP: 45W Base Clock Frequency: 2.50GHz Turbo Boost Clock Frequency: 3.70GHz Cores: 4cores Threads: 8threads
“自作PC2010” で最終的に使用していたグラフィクス カードは、GPUとしてNVIDIAのGeForce GTX750をファンレスで実装した、2014年7月発売の “Palit GeForce GTX 750 KalmX” です。
実装されているGPUはNVIDIAのMaxwell アーキテクチャー世代の物です。
この製品は発売当時は高性能かつ低消費電力、低発熱な優れたものでした。
ファンレスのヴィデオ カードはもちろん無音ですので、とても快適です。
NVIDIA X Server Settingsによると、数時間PCを使い続けた後の状態で、室温摂氏26度でGPU温度は摂氏35度と示されております。
Palit GeForce GTX 750 KalmXは、ヒート パイプが使われており、やや厚目のフィンで構成されております。
冷却性能は申し分無く、フィンの折れ曲がりはありませんでした。
[Palit GeForce GTX 750 KalmXの仕様] 搭載メモリー: GDDR5 2048MB メモリー インターフェイス: 128bit グラフィックス クロック: 1020MHz ブースト クロック: 1085MHz メモリー クロック: 2505MHz (DDR 5010MHz) CUDA コア: 512 メモリー帯域幅: 80.16GB/sec OpenGL: 4.5 バス サポート: PCI-E 3.0 x 16 DVI: Dual-Link DVI x2 HDMI: mHDMI 最大ディジタル解像度: 4096x2160 最大VGA解像度: 2048x1536 高さ: 2 スロット ボード サイズ: 145mm x 112mm グラフィックス カード消費電力: 55 W 推奨システム電源: 300 W
“自作PC2010” で最終的に使用していたCPUクーラーは “SCYTHE BIG SHURIKEN3” です。
2021年10月まではCooler Master X Dream i117を使っていたのですが、寿命により大きな振動と音が発生するようになってしまったので刷新しました。
“SCYTHE BIG SHURIKEN3” はヒート シンクのアルミニウム フィンはやや薄目ですが、全く折れ曲がりなどは無くて綺麗な造りです。
大型のPWM制御対応ファンで低速回転で冷却するので非常に静かです。
実は以前使用していたマザーボードの “ASUS P8Z77-V” が壊れた後、同製品は既に生産終了していた為、下のグレードの “ASUS B75M-PLUS” を購入したのですが、耳障りなコイル鳴きがあったのでエポキシ樹脂でCPU周りの電源のインダクターを固めてあります。
“自作PC2010” の内部の写真のクーラーの右横に見えるのは黄金色のヒート シンクが付いたメイン メモリーです。
CPUクーラーが一部覆い被さっています。
メイン メモリーは “CFD ELIXIR W3U1600HQ-8G” です。
2017年1月頃までにこのモジュールを2枚から4枚に、RAMの合計記憶容量を32GBに増量してあります。
ELIXIRのメモリーは選別品だそうです。
[CFD ELIXIR W3U1600HQ-8Gの仕様] 種類: DDR3 SDRAM チップ規格: DDR3-1600 モジュール規格: PC3-12800 記憶容量: 8GB
私はその昔にもELIXIRのメモリーを使っていた時期がありました。
その後、ADATA AX3U1600GC4G9-2Gを2枚、合計8GBに致しました。
続いて、CFD ELIXIR W3U1600HQ-8Gを2枚、合計16GBに致しました。
当時、私が撮影した月の多数の大きな写真をAviStack2というソフトウェアを使って合成する処理は16GBの記憶容量を使い切っておりました。
ですが、それ以前の8GBの時と比べて、処理に要する時間は大幅に減りました。
また、P2P通信技術を用いたインターネット検索エンジンであるYaCyの為に12,000MiBの記憶容量を割り当てておりました。
そしてCFD ELIXIR W3U1600HQ-8Gを2枚にそれ以前に使用していたADATA AX3U1600GC4G9-2Gを2枚追加して、合計24GBに致しました。
この時点で、分散型検索エンジンのYaCyに18,000MiBの記憶容量を割り当てておりました。
その後、CFD ELIXIR W3U1600HQ-8Gを4枚に挿し替えてDRAMの合計記憶容量を32GBに増量し、2023年2月11日まで使用しておりました。
合計32GBのメイン メモリーが利用可能である事が確認出来ます。
この当時、分散型検索エンジンのYaCyに22,000MiBの記憶容量を割り当てておりました。
これは “自作PC2010” で以前使用していたグレードの高いマザーボード “ASUS P8Z77-V” と CPUクーラーは “Cooler Master X Dream i117” の写真です。
これらもとても良い製品でした。
グラフィクス カードの “Palit GeForce GTX 750 KalmX” です。
ヒート シンクのフィンが綺麗に出来ております。
このマザーボードのCPU周りの電源のインダクターには綺麗な青色のヒート シンクが取り付けられており、そのお陰か、いわゆるコイル鳴きがありませんでした。
これも古い写真ですが、こうしたコンピューター然とした感じが好きです。
グラフィクス カードのヒート シンクのフィンが美しい。
これは “自作PC2010” で昔使用していた、2009年12月発売のヴィデオ カードである “ZOTAC GeForce GT 240 1GB ZONE Edition” の写真です。
この当時のグラフィクス カードは後の製品と比べると非常に低性能ですが、低発熱でファンレスの製品が多くありました。
“ZOTAC GeForce GT 240 1GB ZONE Edition” は、購入当初からGPU温度は非常に高く、ヒート シンクは触れない程熱くなる状態でした。
当初は問題は起きませんでしたが、購入後3年程度が経過した頃は劣化の為か熱暴走し、画面がクラッシュしておりました。熱暴走直前の温度はセ氏104度を超えておりました。
“ZOTAC GeForce GT 240 1GB ZONE Edition” のその作りは良く出来ており、特にヒート シンクはとても分厚いアルミニウムで頑丈に出来ており、見た目にも非常に美しいものでした。
性能も、当時のファンレス製品としてはとても優れたものでした。
その美しさ故に2023年2月19日現在でもアクリル ケースに入れて部屋に飾ってあります。
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