2014年9月から今までデスクトップ PCのストレージとして、Western Digitalの3.5 inch Black シリーズの “WD3003FZEX” ( Serial ATA 6Gbps, Capacity 3[TB], 7200[rpm], Cache 64[MB], 800GB/Platter )を使用して来ました。
しかしながら遂に記憶容量が不足し、起動やアプリケーション ソフトウェアの立ち上げなどが非常に遅くなってしまいました。
そこで、この度Western Digital Blue シリーズの WD60EZAZ-RT WD Blue-6TB ( Serial ATA 6Gbps, Capacity 6[TB], 5400[rpm], Cache 256[MB], 2TB/Platter )を秋葉原のDosparaで購入し、換装致しました。
Ubuntu 18.04 LTSのOSのイメージ ファイルを焼いたライヴ USBにて同OSをインストールした後、元のHDDのデータを複製致しました。
続いてセキュアーな暗号化通信を行う為のオープンな規格であるOpenSSLを最新版に変えました。
$ sudo wget https://www.openssl.org/source/openssl-1.1.1c.tar.gz
$ sudo tar -zxf openssl-1.1.1c.tar.gz
$ cd openssl-1.1.1c
$ sudo ./config
$ sudo make
$ sudo make install
$ sudo mv /usr/bin/openssl /home/xxxxx/backup/
$ sudo ln -s /usr/local/bin/openssl /usr/bin/openssl
$ openssl version
ここで、
openssl: relocation error: openssl: symbol EVP_mdc2 version OPENSSL_1_1_0 not defined in file libcrypto.so.1.1 with link time reference
とエラー メッセージが出たので、
$ sudo vi /etc/ld.so.conf
ji
/usr/local/lib
esc
:wq
$ sudo ldconfig
として、vi エディターで “/etc/ld.so.conf” を編集して “/usr/local/lib” をLD_LIBRARY_PATHに設定致しました。
これでセキュアーに暗号化通信が出来ます。
本題のHDDにつきましては、ディスク回転速度は前の7200rpmから5400rpmに下がっている他、2TB/プラッターである事から、トラックを重ね書きする “SMR” (Shingled Magnetic Recording)方式と推測されております。
その為か、やはり読み書きがかなり遅いように感じます。
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